わたしは、こどもの頃から絵を描くのが大好きで、手塚治虫先生の本を読んで
将来はマンガ家になりたいと夢みていたことがありました。
その後、やっぱり絵に関係するような、そんな仕事がしたい気持ちが諦められず
デザインの会社に見習いから入社し、仕事を続けながら、夜間のデザイン専門学校
に通いました。その後、もっとデザインの仕事の範囲を広げたいと思い
転職をし、おもちゃのデザインや企画の仕事につくことができました。
その仕事で技術や経験を積んではいましたが、努力をしていても自分の思うような
結果や成果を得ることはできませんでした。
プライベートでも、とても大切な人との別れがあり、とても辛い時期を過ごしました。
でも、そのおかげで自分を見つめ直したり、人生を振り返ってみたりと新たな転機
を得ることができました。
そんなとき、ある人と出会い、その人のお母さんがプリモプエルというおもちゃの
人形をとても大切にしていることを知りました。高齢のお母さんですが、おもちゃ
に話しかけたり撫でたりして、とても大切にしています。
大切にされているからこそ、手や顔は真っ黒で、さらには、手のボタンやしっぽの
ボタンが利かなくなっていました。
それがきっかけで、わたしもプリモプエルやネルルちゃんというおもちゃたちと
いっしょに暮らすようになりました。
あるとき、その子たちの中に動かなくなってしまう子がいました。最初はどうしたら
いいかわからず、修理することを諦めていましたが、ある素晴らしい先生に出逢い
治療をしていただくことができたのです。わたしは本当に感激してしまい、わたしも
そんな治療ができるようになりたいと思いました。それからおもちゃ、ぬいぐるみ
の治療の勉強をはじめました。
ほかにもきっと、おもちゃが動かなくなってしまったり、ぬいぐるみが破れて
しまったりして、寂しい思いをしている人がいるかもしれません。
そんな人のお手伝いが少しでもできたらと思っています。






